日記・コラム・つぶやき

管理される社会

この前の週間アスキー(2007/11/12発売)を読んでいたら、「将来生きていくだけでウッハウハ」みたいな記事を見つけた.これは知的生産活動が超細分化され、普段の日常に取り込まる.そしてその対価として定常的にペイ(マイクロペイメント)されるため、普段の暮らし程度ならこまらなくなるだろう、って話だった.

たしかに、おもしろい考えかただし、将来全部がそうならなくても一部はそうなっていくように思える.これは、この前に書いた「情報をあつめるもの」の1つの実現形だろう、適切に民意も取り出せそうだ.

ただこれを行うには、その普段の日常をある程度監視する必要が出て来るんじゃないかと思う、どの程度生産活動に加担したかを定量的に計るためにも。でも人間って、監視って言葉が嫌いなようだ、私だって嫌いだ.

指紋と顔写真プリーズ 日本入国その前に外国人に義務化(2007.11.14)

まぁ、この義務の反応をみてもそれが伺える.

でも、良く考えれば、我々の現状の生活を見てみると案外「監視されてる」な、と思うことがよくある.Suicaを使って電車に乗ればどこを移動したか記録されるし、携帯を持っていればどの基地局付近にいるか通知される.さらには、Gmailを使えば自分のメールの内容を勝手に読まれる(Googleは機械的にやってるから・・・といってるようだが)し・・・

とはいえ、この2つの違いを挙げるなら、あからさまか、そうでないかだろう.指紋を取るのはあからさま過ぎる.

ということは、人が気にしないところで監視するような設計すればよいのか・・・人の心理は難しい、気付かないうちに管理社会があなたの後ろに迫ってきてるのかも.

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「究極の民意」の実現

「新聞はなくなり、新しい形態になる」 Web 2.0提唱者オライリー氏(Yahoo!News/2007.11.16)

記事からの引用(Yahoo!Newsはパーマリンクじゃないから、良くないと思うんですが・・・).

――Web3.0では、どんな技術が登場するのか。 2つから3つの分野に注目している。ひとつは、情報を集めるもの、という意味での「センサー」だ。例えば、GPS付きのカメラで写真を撮れば、写真の他に「どこで撮ったのか」という情報が得られる。これをウェブで共有すれば、面白い使い方ができるのではないか。もうひとつの方向性としては、携帯端末についてだ。インターネットスタイルの革新は、携帯端末の上で起こっている。(Quoted Article)

この記事の中で、引っかかったのが「情報を集めるもの」ってとこ.

現状のWebを誤解を恐れず表現するならば「巨大なデータベース」といえる(Googleなんかはこのデータベース上の情報を整理しつくすることを日々がんばってるしね).

Web上の様々な情報が日々蓄積され、世界中の人々がこれらを利用しているが、このWeb上にある情報が群集の愚なのか、叡智なのか?という話をよく耳にする.まぁ、これに関しては世間の頭のいい人たちが話し合っているので、ココで言及することでもないし、愚民な私にはよく分からないので割愛.ココで話したいのは、最近思うWebの方向性、もといWebにかけているものに関して.

それはまさに「情報を集めるもの」だと、最近よくおもうんです.基本的にWebにある情報は、コンピュータという入出力装置を通して得られた情報だ.そうすると前提にコンピュータの前に座っている人間の意志で(もしくは、無意思で・・・)データ化されたものがWebの大部分だ.でもそうすると、コンピュータと全く無縁な、もしくは嫌って生活している人、さらにいってしまえは飛んでる鳥の意思(馬鹿のことを鳥頭ってもいうが・・・)はWeb上に基本的には存在しないことになる.そういったものすらWebに取り込む、ということが必要だとおもうのだ.

いい例が、アニメ「電脳コイル」で出てきてる現実の地形データなどをデータベースに反映するために、町中に設置されているカメラ.あれはWebが能動的にデータを集めているようにみえる、あのようなデバイスが(この例は極端すぎるかもしれないけど・・・)Webには必要なんじゃないか.

そうして構築されたWebは、まさにほぼ全ての現実のデータが存在するデータベースになる.そうしてそこから取り出されたデータは、少数の博識な人間が集まって「民意」するものが希薄に見えてしまうほどに、きれいな「民意」を実現できるんじゃないかと、考えちゃうわけです.

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日本刀をふりまわすメイドの情報が欲しい

検索の最後のフロンティアか--ベンチャー企業CEOが語る人物検索のニーズと未来(CNET/2007.8.29)

キーワード検索ではなく、フレーズ検索でかなりの高精度を保てる検索エンジンがあったら、たしかに便利そうだ.

フレーズ検索の難しさは、やっぱり文情報に現れない内面的な、いわゆるクオリア情報が必要なところでしょう.

記事内で言われてる人物検索はどうなんでしょうか、他国はよくしりませんが、日本人は”インターネット上は匿名で活動するもの”と認識してるところがありますからね・・・ドメインを限定したmixiやらgreeでも、自分の情報を完全に公開してる人は少ないですから.

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ビルゲイツの罠

保護観察処分で「Windows」の使用を強制されそうな、ある「Linux」ユーザーの嘆き(ZDNet/2007.8.27)

ディファクトスタンダードに、こんな予想外の方向からの罠が・・・w

切な過ぎて、笑った.

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はい、こちらxxx検索サービスでございます

百度、北京で電話による音声検索サービスを開始(CNET/2007.8.23)

ところで同社は北京において電話による検索サービスを開始した。北京において、11616690という電話番号に電話をかけることでオペレータが対応、知りたい事柄をオペレータに相談すれば回答してくれるという仕組みだ。(文中引用)

タイトルだけ見ると、音声認識で検索結果を出す新システムでもできたのか!と、思ったが、人かよっ!中国!

最近、キーワード以外の検索方法(位置情報からや、音声をつかった検索)や、ポスト検索を研究してたりと現在の検索からの脱却を社会的に意識してがんばってるけど、なかなかブレイクスルー的なアイデアがでてこないなぁ.

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リモートとローカルの愉快な関係

Hotmail容量を4GB超に拡張(@IT/2007.8.2)

長い眼で情報社会を見れば、確実にすべてのアプリケーションやOSがオンラインサービス化されるのは自明だ.

そういった状況では、どのように移行していけばいいのか?というのが短いタームでの目標だろう.こういったなかで、各社(Googleとか、Microsoft)の動きを見てるととてもおもしろいなぁ.

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検索技術は位置情報の夢を見るか?

仮想世界の「バーチャル社員規則」、IBMが作成(@IT/2007.7.27)

“3Dインターネット”は、Web 2.0の次のパラダイム(InternetWatch/2007.7.19)

「空間検索」ってのが、最近の今後の検索技術の方向性なんじゃないかと、思ってる.

最近の研究成果として、位置情報をGPSと無線LANの電波?(詳しい技術はよくわからないけど・・・)から特定して、周辺情報を得る、なんてこともやってたし.

でもそうすると、問題になってくるのはやっぱり現実と仮想空間の合意の問題だ.

つまり、誰が現実の情報(ここの角を曲がったあの店、とかその店のxxxは美味い、だとか)を仮想空間上にある情報に置き換えるか?ということだ.

GoogleがMap情報を強化して、ユーザ駆動型にしている理由の1つがここにあるんじゃなかと思う、つまりある程度マクロな部分ではカバーしておいて、細かい情報をユーザに委ねる、という方法だ.

ただ、ユーザによって作成された情報を統合的に扱えるインターフェースが今のところないので、そういうのが今後でてくるんじゃないかなぁ、なんてことも考えてます.

早く実装されないかなぁ、がんばってGoogle!

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個人的ネタブックマーク

EPIC2014(フラッシュムービー)

過去と現在の事象を考慮しつつ、メディアの観点から作成されたフラッシュ.

かなりよく出来てるし、過剰な所もあるとは思うが大方こんな感じになるだろうと、私も思います.

2chを救ったUNIX板の住人(フラッシュムービー)

これを見るまで、知らなかった事実.

若干オープンソースに繋がる部分もあって面白い.

怖い話(ブログ)

やばい!おもしろい!

構成がよくて、最後のオチも良く出来てる!こういう雰囲気好きだ.

笑わないプログラマ(2chコピペ)

SE関係者一読のススメ.

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暇な時間を有効に使え

気になる記事は――携帯電話で「あとで読も」(ITmedia/2007.1.30)

最近結構気にしてNewsをチェックしているんだけども、時間がなかったり読む気がなかったりで部屋にいる間はブックマークして放置気味・・・

そんな時に見つけたのが、コレ.

ちょっと読みづらいけど、電車の中で読むには丁度良いので重宝してます.

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集合知は善意に漸近する

ネットは善意で溢れている、暴力的なほどに(狐の王国/2007.7.8)

とても面白い考察.インターネットには、、賛同の得られるものは価値が増し、そうでないものは淘汰されていく特性があると思う.進化と同じで、多様性の中で良いものが残っていく構造となってるわけだけど、そのなかで「悪意」の情報が淘汰されずに残っていくのか、というのは少々疑問だ.

確かに、ミクロ的にネットを見ると、悪意のある情報もあるだろう.しかし、そういった情報は大抵アンダーグラウンド的な場所に存在するもので、日の光があたる場所には出てこないものであると思う.そのため、日の光が当たりやすい(ここではよく参照されるという意味だが)場所にある情報は善意であり、純度の高い集合知であると考えていいのではないか.

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